弊社は昭和46年に北海道旭川市に創業いたしました。

私は高校卒業後、アメリカにおいて農業研修生として現場で働き造園を学びました。当時のアメリカは日本と比べることができないくらい豊かでモノがあふれた夢の国であり、2年間の研修の中で私も日本でこのような豊かな生活ができるように頑張ろうと一念発起し、同じ研修先の1年先輩で後に日本を代表する造園家になる曽根三郎さんのお誘いを受け、帰国後、大阪の曽根造園で修行いたしました。

私が旭川で起業したのは23歳の時。亡き父と隣家の父の友人の3人でのスタート。トラックはアメリカで稼いだお金で買いました。

高度経済成長の中、今年よりも来年、来年よりも再来年、売り上げが伸びるよう頑張り働いて、平成期の初頭には10ｔダンプトラック、1.2大型バックホー、25tラフタークレーンなど重機の充実を図り、現場には旭川だけではなく北海道の市町村、青森県三沢市、東京を含めた関東圏でも各種造園工事を受注いたしました。

創業半世紀を目前に私自身、一度立ち止まり、ふと周りを見渡した時、いま必要とされることは、かつて私が青春時代に追い求めていた”モノの豊かさ”はいつしか当たり前となり、これまで忘れかけていた”心の豊かさの充実”が必要となってきていると感じています。私たちの庭づくりは、その先頭に立って心の豊かさを体現できる空間を創出することにあるとの思いに至りました。

弊社のエクステリアと、これから皆様にご提案する”Talking Nature Garden（トーキング・ネイチャー・ガーデン）”のデザインには、お客様の日々利用される空間に”心の安らぎ””癒し”を多種多様な形でご提供させていただきます。 その庭に一歩踏み入れた時、「あっ、いいな」と感じていただく空間づくり。これを弊社一丸となって取り組んでまいります。